1984-03-21 第101回国会 参議院 予算委員会 第8号
これはなぜかといいますと、結局、五十八年度から五六中業、いわゆる昭和五十八年度から六十二年度までの五年間の正面装備調達計画、これが始まりまして、F15戦闘機、あるいはまたP3C対潜哨戒機、あるいは四百億円近い警備艦などという足の長いシーレーン防衛用の装備調達がどんどん進み出した。
これはなぜかといいますと、結局、五十八年度から五六中業、いわゆる昭和五十八年度から六十二年度までの五年間の正面装備調達計画、これが始まりまして、F15戦闘機、あるいはまたP3C対潜哨戒機、あるいは四百億円近い警備艦などという足の長いシーレーン防衛用の装備調達がどんどん進み出した。
このまま五六中業、つまり五十八—六十二年度正面装備調達計画が予定どおり続けられますと、五十九年度、つまり次々年度には軍事費のGNP比は一%を超えることは明らかになっております。
「在任中に、次期の正面装備調達計画である「五六中期業務見積もり」を決めねばなりません。経済の低成長の時代に入って、防衛費をGNP一%以内に抑えたのでは目標を達成できないという意見が強まっています。GNP一%以内という方針を守りますか。」という質問に対して「まだ数字は聞いていません。GNPの成長率や国際情勢もあるので、いまなんともいえないが、防衛費はGNPの一%をメドとすることは閣議で決めている。